日本株投資から米国株投資を変えた理由
2年間日本株に投資してきましたが、この度米国株に投資することを決心しました。
そこには、日本とアメリカの企業と社会構造を比較した上で、成長性が見込めるのがアメリカだったからです。
主な理由は4つあります。今回は、その理由の一つを説明しようと思います。
【理由①】バブル後の株価
日本は、コロナショック後の大幅な金融緩和でもバブル後の最高値を更新していません。その一方で、アメリカのNYダウは日々最高値を更新しています。
また、アメリカには大規模な多国籍企業が多く存在しています。俗に、GAFAMです。一方日本の企業はニッチな分野にこそ強い企業が存在していますが、アメリカと比べて時価総額でも低くなっているというのが現状です。
出典: マネックス証券 米国株資料
バブルの時と現在の世界の時価総額30位に入っている会社数を比較すると、バブル時には日本が21社(NTT,東芝,東京電力など)入っているにも関わらず、現在は1社も入っていません。
しかし、アメリカはバブル時には8社でしたが21社入っています。このように30年前と比べて日本が衰退し、アメリカが大躍進していることがわかります。
出典:Yahooファイナンスより
また、世界一の時価総額を誇るアップルは、時価総額が96兆円です。その一方、日本の時価総額一位のトヨタは、17兆円です。時価総額だけ比較すると、現時点で純粋に5倍以上の差が開いています。
アップルは数々の新商品を世に出していますが、トヨタは未だ車しか商品を出していません。このように、時価総額での比較でもアメリカと日本の企業の規模感が大いに異なっていることがわかります。
株価とは将来に対する企業の期待感も含まれています。しかし、この現状を見てみるとあまり期待することはできません。
したがって、アメリカ株メインに投資手法を変えようと思っています。