【銘柄選定⑤】主要株主に社長などの会社役員がいる会社の株を買う
四季報やかぶたんなどの株式情報サイトなどには, 各会社における主要株主が表記されています。
主要株主とは, その会社において株保有数の上位10人のことです。
一般的には, 持株会や社長などの取締役や信託銀行などが主要株主に含まれている場合が多いです。
この主要株主が社長などの取締役が含まれている場合が最高です。
社長が主要株主ということは, 社長の資産が株を多く含んでいるということを意味します。なので, 資産を上げるには, 自社の株価を上昇させる必要性があります。そのため, 株価を上げるような経営を行っていきます。
すなわち, 社長などの経営陣が主要株主に入っていることによって, 資産を上げるために株価を上げるような経営戦略を行っていきます。
逆に, 社長などの内部事情を知っている人が株式を売ったりすると, なかなかに危険だと思います。
主要株主を見ることによって, どのような会社かだいたい見ることができます。
例として, エムスリー(証券コード: 2413)が挙げられます。ソニー(証券コード: 6758)の関係会社であることで有名です。
エムスリーの株をソニーが33.9%保有しており, 筆頭株主になっています。このように, 筆頭株主を見ると, 関係会社の関係がわかります。
他にも, ZOZOTOWNで有名なZOZO(証券コード: 3092)の例を挙げると,
ZOZOの前社長でお金贈りおじさんで有名な『前澤 友作』が会社を去った今でも主要株主が入っています。
このように, 主要株主をみると, その会社のポジションや今まで関わってきた人などをみることがわかります。
他にも, 主要株主の欄を注意してみると, 個人投資家で有名な『片山 晃』など有名人なども見つけることができます。